レトルト用ラミネートフィルムの構成による違いは以下の通りです。
①PET//NY//AL//LL(アルミが内側)
【メリット】
・アルミ層がシーラント層に近いため、レトルト殺菌時の熱伝導が良好
・内容物との密着性が高く、デラミネーション(層間剥離)のリスクが低い
・アルミ層が保護されやすく、ピンホール発生リスクが比較的低い
【デメリット】
・ナイロン層が外側にあるため、吸湿による寸法変化の影響を受けやすい
・印刷適性がやや劣る場合がある
②PET//AL//NY//LL(アルミが外側)
【メリット】
・アルミ層の上にナイロン層があるため、アルミの保護性が高い
・ナイロン層が内側にあることで、レトルト処理時の耐衝撃性が向上
・印刷後のアルミ蒸着との組み合わせが容易
【デメリット】
・レトルト殺菌時、ナイロン層とアルミ層の熱膨張率の違いにより層間剥離のリスクがやや高い
・アルミ層が外側にあるため、外部からの衝撃でピンホールが発生しやすい可能性がある
一般的には①の構成が主流ですが、用途や内容物の特性により使い分けられます。