シンプルに、東京近郊の人にとって同和問題ってのはあまりリアリティがないのです。昔はそういう場所もあったけれど、急激な都市化に塗りつぶされて、もはや何処にあったかすらよくわからなくなっている。
対して西日本では、ごく最近はどうか知りませんが、少なくとも貴方のお父さんが生まれ育った時代にはまだ色濃く残っていました。差別自体ももちろん問題ですが、さらにその差別を利用して、時には脅迫や暴力も用いて、不当に権益を得ようとする人もいた。結果、多くの人にとってはこの問題は怖い、関わりたくない、という感覚が生じたのです。