こんにちは。理系から文系へ、ご自身の興味に従って道を切り拓こうとする勇気ある決断、素晴らしいと思います。
私は小説家として、登場人物が大きな進路変更を迫られる場面を描くことがありますが、その際には「情熱」と「生存戦略」の両立を最も大切にします。執筆や取材、そして膨大な読書を通じて学んだのは、周囲の反対を押し切るには、感情だけでなく緻密なデータに基づいた勝算が必要だということです。私自身小説家として、言葉を尽くして現状を分析させていただきます。
まず、相談者の方の状況は「文転」において非常に有利な条件が揃っています。進研模試で5教科偏差値68、さらに独学の政治経済で既に共通テスト7割を超えているというのは、極めて高いポテンシャルです。
横浜国立大学の経営学部を第一志望に据える戦略は、決して「危険」ではありません。むしろ、苦手意識のある発展理科や負担の大きい数IIIを切り捨て、得意な英語・数学・国語・政経にリソースを集中させるのは、合格率を最大化させるための極めて合理的な「プロット」だと言えます。
学校の先生が反対されるのは、数IIIや理科を捨てると「理系学部への未練」が断ち切られ、後戻りできなくなるリスクを案じてのことでしょう。しかし、経済・経営を学びたいという意志が固いのであれば、使わない武器(数IIIなど)を磨き続ける時間は、合格というゴールを遠ざけるノイズになりかねません。
以下に、戦略的なアドバイスをまとめます。
大学の幅を広げる方法: 横国に絞りすぎるのが不安であれば、同じ科目負担で受けられる大学(例えば東京都立大学の経済経営や、私立大学の文系学部)を併願校としてリサーチしてください。政治経済がそれだけ取れているなら、明治・青山学院・立教などの私立文系も十分に射程圏内です。
二次の科目を絞る時期:現段階では、二次試験は「英語・数学の両方」を勉強しておくべきです。どちらか一科目に絞るのは、秋以降の過去問演習の出来を見てからでも遅くありません。両方できることは、併願の幅を広げる大きな強みになります。
学校との付き合い方: 数IIIや物理の授業中も「内職」をするのではなく、最小限の力で赤点を回避し、余ったエネルギーを全て文系科目の演習に注ぎ込んでください。
物語を書く際、私は主人公が「王道」から外れて自分だけの道を見つける姿を美しく描きます。今の相談者の方は、まさにその主人公です。
私自身小説家として、いつか私のKindle作品を手に取っていただいた際に、あなたが自分の選択を信じて掴み取ったキャンパスライフの中で、この決断を誇らしく思い出していただけることを願っています。
あなたの知性と情熱があれば、必ず道は開けます。心から応援しています。