立命館の映像学部は東京の企業、地方TV局、番組制作会社、映画会社にも就職実績があります。
https://www.ritsumei.ac.jp/cias/career/
ただ、何千倍ものエントリー倍率になる東京のキー局は、針の穴にラクダを通すぐらい総合職採用は狭き門。映画会社も東宝、東映、松竹など数が少ないので、競争率はめちゃくちゃ高いです。
そこで、「映像製作にたずさわる制作会社」を目指すのがいいと思います。TV番組のエンドタイトルを見たら、
製作著作 NHK
NHKエンタープライズ
製作著作 テレビ朝日
テレビ朝日映像
映画もパンフレットや資料には、製作著作・〇〇〇製作委員会、として複数の企業名が並ぶ中に「映像製作会社」の名前が入ってます。これは出資企業名なのですが、実際は、TV番組も映画も多くの企業、スタッフがたずさわっています。その「内側」に入ることです。
大手製作会社は、有名なので狭き門ですが、NHKエンタープライズ、テレビマンユニオンなど日本を代表する制作会社が有名です。
こうした会社に行くには、「大卒総合職」として、必ずしもクリエイター、ディレクター、プロデューサーになれるとは限りませんが、大学で言えば、
早慶、京大、MARCH、同志社、立命館のメディア学科・専攻も志望者が多いですね。早稲田の文化構想学部なんかもいいんじゃないかな。
報道(ジャーナリスト)は知識教養に加えて、正義感が必要なので、「早稲田の政治経済学部」など、政治や経済、社会問題に精通しているような人が多いですね。
地方TV局の営業(CM枠を売る)は、そこまで有名大学ではなくても、TV4~5局地区の札幌、仙台、新潟、静岡、名古屋、広島、福岡の局も視野に入れての応募対象になると思います。東京、関西のキー局、準キー局はほんと採用はめちゃめちゃ激戦だから・・それにスポンサー筋や有名人の子女など「縁故採用」が多いことも昔からよく言われることです。
それとねー、TV局はアスリート好き。
・テニスでインターハイに出た
・大学駅伝で箱根駅伝の〇区を走った
・高校球児で甲子園に出た
・大学ゴルフ部で選手権大会で入賞した
こういう人が、けっこうゴロゴロいます。
ストレスに強いからでしょうね。
それとバラエティー番組なんかのアシスタントディレクター(AD)の若い女子とかいますよね。彼女たちは番組制作会社に所属し、番組スタッフさんとしてTV局に常駐しています。彼ら若い人は、不規則勤務で、体力と機転の仕事なのですがいわゆる「現場スタッフ」。専門学校卒が多いです。
・東放学園専門学校(TBSが設置した学校)
https://www.tohogakuen.ac.jp/toho/
⇒番組制作会社の就職先はハンパないです。
https://www.tohogakuen.ac.jp/toho/support/employment/
TV局や映画会社は華やかな面しか見えないと思いますが、実は、何で稼いでるかを考えれば、メディア学を専攻しなくてももう1つ盲点があります。
それは、「コンテンツビジネス」(著作権ビジネス)だということです。
つまり、法学部で、外からわかりにくいエンタテイメントの著作権法を専攻して「ライツ部門(著作権課などの管理部門)志望」ということも差別化です。
すると、著作権法のゼミナールがある大学、私が知る範囲では、
・中央大学法学部法律学科(司法試験組ではなくていい)
・青山学院大法学部法律学科(周辺環境がエンタメ産業の中心地)
という選択肢もあります。
実際、映画製作会社の方とお仕事したことがありますが、普段、何やってるかと言えば「コンテンツの売買、仕掛け、契約の交渉」です。
ビデオ化権、出版権、TV化権、オンデマンド配信権、海外放映権、国内放映権、商品化権、イベント開催権など、1つの番組や映画コンテンツを多角的な収益化を図るのが、映像産業の本質なので。
例)TVも映画(アニメ)もコンテンツビジネスだと捉えたほうがいいです。
『天気の子』製作委員会は、東宝、KADOKAWA、アルコ、集英社、日本テレビ放送網、ローソン、コミックス・ウェーブ・フィルム、STORY inc. などが名を連ねる合同組織が出資して完成しています。それを様々なジャンルで権利を売って大きな収入を得ている事業なんですね。
監督や原作者のもつ才能を引き出し、億単位の製作資金を出資企業から集め全体を動かすのは、プロデューサー。天気の子のプロデューサーは、川村元気さんですが、この方のプロフィールはご覧の通り。上智大の新聞学科(メディア学科)から、東宝に入社した人ですね。有能な方です。
https://genkikawamura.com/#profile
1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、2001年に東宝へ入社。
表の顏は新海誠監督作品ですが、裏方(仕掛け人)は川村元気プロデューサーです。
こうした当代一流の映像コンテンツ事業の成り立ち、仕組みを勉強できる大学の学部や学科はなかなかありません。けっこう契約内容は守秘義務が多いため。立命館大映像学部は「業界出身の教員」を揃えていていいと思いますよ。
クリエイティブの現場や、ビジネスの全体構造はイメージできると思います。
東京の大学のメディア学科やメディア学専攻は情報、研究対象となる「コンテンツビジネス」が都内に多くありますから、番組製作会社でアルバイトする機会もあると思います。
大学は早慶、上智、MARCH以上を目指してください。
学歴フィルターがある訳じゃないんですが、あまりにも応募者が多いので、結果的に上位大学の人が内定を占有してしまうんです。
法政大学の社会学部メディア社会学科も内容はいいんですけどね、1学年約200人もいて、メディア志望者ばかりなので、同じTV局に同じ年に何十人もエントリーしているような状態だと思います。
地上波局だけじゃなく、WOWOW、アベマTV(サイバーエージェント)、ネットフリックスなどの企業も視野に・・。
AbemaTV、給与いいですね、大卒初任給45万か(年俸500万)・・
https://www.cyberagent.co.jp/careers/about/
(業界人より)