ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺され、その弟であるロバート・ケネディ司法長官も暗殺された。
ジョンとロバートの兄であるジョセフは、第2次大戦に従軍している最中の飛行機事故で事故死。
ジョンとロバートの弟であるエドワードは、非業の最期を遂げた兄達と比べると成功した部類ではある。長年に渡り民主党の上院議員を務め、重鎮として君臨したが、1964年には飛行機事故に遭って、九死に一生を得ている。1969年には飲酒運転による死亡事故を起こし、その影響で大統領選に出馬できなくなるなど、自業自得とはいえ政治生命に甚大な傷を負った。
彼らの妹であるローズマリーは、知的障害があり、対面を気にした父親によってロボトミー手術を施されて廃人になったと言われる。
同じく妹であるキャスリーンは夫を第2次大戦中の戦死で失い、自身も飛行機事故で事故死している。
さらにロバート・ケネディの息子デイヴィットは薬物中毒で死に、同じくロバートの息子マイケルはスキー中の事故で死亡。
ジョン・F・ケネディの息子ジョン・ジュニアは将来を嘱望されていたが、自家用機を運転中の事故で死亡(同乗していた妻も死亡)。
ロバートの孫娘であるメイヴは息子と共にカヌーに乗っていた最中の事故で行方不明となり、後に遺体が発見されて事故死したことが発覚した。
こんな具合なので、いつしか「ケネディ家の呪い」と言われるようになった。
実際には上記以外にも様々な悲劇がケネディ家の人々を襲っている。
何しろ「ケネディ王朝」と言われるほど成功した一族だけに、周囲からの嫉妬や反感を買いやすかったり、世間の目を気にし過ぎた結果、様々な不幸に見舞われてしまったのかもしれない。