waiting for any device と出て、ドライバの更新も失敗する状況は、Androidのカスタマイズ(ROM焼きなど)では非常によくある「壁」です。
原因は、「通常のAndroid用USBドライバ」と「ブートローダー(Fastbootモード)用のドライバ」は別物として認識される必要があるからです。
以下の手順で解決できる可能性が高いので、試してみてください。
---1. ドライバのインストール方法を変える
「参照」からフォルダを選んでも失敗する場合、Windows側に「これはgoogleのブートローダー用ドライバだよ」と手動で教えてあげる必要があります。
1.デバイスマネージャーで、警告マーク(!)が出ている 「Android」 または 「Other Devices」 を右クリック。
2.「ドライバーの更新」 → 「コンピューターを参照してドライバーを検索」 を選択。
3.ここで「参照」を押さず、下の 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」 をクリックします。
4.「共通のハードウェアの種類」一覧から 「google USB Device」(なければ「すべてのデバイスを表示」で次へ)を選択。
5.「ディスク使用」 を押し、そこで usb_driver フォルダ内の Android_winusb.inf を指定します。
6.モデル一覧が出てきたら、「Android Bootloader Interface」 を選択して「次へ」を押してください。
警告が出ますが、そのまま「はい」で進めてください。
これで、PCがFastboot状態の楽天ミニを認識できるようになります。
---2. 「Fastbootコマンド」で確認する
ドライバが正しく入ったら、コマンドプロンプトで以下を打ち込んでください。
Bash
fastboot devices
ここで英数字のシリアル番号が表示されれば成功です。waiting for any device は出なくなります。
---3. その他のチェックポイント
もし上記でもダメな場合、以下の物理的な要因を疑ってください。
・USB 2.0ポートを使う: 最近のPCのUSB 3.0/3.1(青色のポート)は、Fastbootモードとの相性が悪く、接続が切れることが多々あります。USB 2.0(黒色のポート)があればそちらを使ってください。
・ケーブルを変える: 楽天ミニは非常にデリケートです。充電専用ではなく、必ず「データ転送対応」の高品質なケーブルを使用してください。
・AMD製CPU(Ryzen)のPCを使っている場合: Ryzen搭載PCでは、Fastbootが正常に動作しないバグが有名です。Intel製CPUのPCに変えるか、USBハブを経由させると直ることがあります。
注意
楽天ミニのAndroid 14化について
楽天ミニは本来Android 9までの端末です。Android 14(Custom ROM)を導入する場合、「ブートローダーアンロック」が必須ですが、C330はモデルや製造時期によってアンロックが非常に難しい(または不可能な)個体があります。
次に進む前に確認ですが、adb reboot bootloader をした際、楽天ミニの画面には何か文字(「FASTBOOT MODE」など)が出ていますか? 画面が真っ暗なままだったり、通常の起動をしてしまう場合は、まず端末側の状態を確認する必要があります。