スターリンは今でもロシアで崇拝する人が多いのでしょうか?

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1107502

2026-08-05 11:35

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ロシアでは、スターリンを今でも崇拝している人が多く存在します。特に、経済的な困難が長引く中で、ソ連時代の手厚い社会保障制度や「すべての栄光を手にした共産主義時代」を懐かしむ人々が多く、共産主義思想が根強く残っています。



スターリン崇拝の背景

経済的な不満

長引く経済危機により、多くの有権者が貧困層に転落している状況です。このような中で、共産党は弱者救済を掲げ、天然資源やたばこ・アルコール産業の国有化、社会保障の拡充などを公約にしています。



偉大な英雄像

ウクライナやシリアを巡るロシアと西側の緊張が高まる中、多くのロシア人がスターリンを「偉大な英雄」と見なすようになりました。2016年の世論調査では、スターリンの強権支配を好意的に評価する回答が52%を占めています。ソ連崩壊から四半世紀以上が経過しても、国家によるアパート提供や誰もが職に就けたソ連時代の記憶は、人々の心に強く残っています。



共産党の支持層

地方の貧しい地域では、共産党への支持が特に顕著です。例えば、マリ・エル共和国のような貧困地域では、工場の閉鎖や社会インフラの劣化が進み、多くの人々が現在の惨状をプーチン政権の腐敗のせいだと考えています。このような状況下で、共産党は「赤旗を掲げて闘い、勝利に向けて前進してきた」と主張し、街頭デモも活発に行っています。2016年4月には15%だった共産党の支持率が、5月には21%に急伸しました。



歴史的な「スターリン批判」

かつて、ソ連共産党は1956年の第20回大会で、ニキータ・フルシチョフ第一書記による「スターリン批判」を行いました。これはスターリンの個人崇拝や粛清、外交政策の問題点を公にするもので、ソ連の政治・社会に大きな転換点をもたらしました。にもかかわらず、現代のロシアで再びスターリンを肯定的に評価する動きが見られるのは、当時の体制を懐かしむ声の表れとも言えるでしょう。

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