少し似ていますが、「何に使うか」と「誰が面倒を見てくれるか」が大きく違います。
パスキーは、Webサイトやアプリのログイン用に作られた仕組みで、FIDO2/WebAuthnという規格に基づいています。スマホやPCの中に秘密鍵が保存されていて、指紋や顔認証などで本人確認をしつつ、ブラウザやOSが自動で公開鍵認証をやってくれます。ユーザーは「パスワード入力」の代わりに「端末のロック解除」をするイメージです。
SSHは、リモートサーバーに接続するためのプロトコルで、開発者や管理者がサーバーにログインするのに使います。こちらも公開鍵と秘密鍵の仕組みを使いますが、鍵の作成や配置、管理は自分で行いますし、ブラウザではなくSSHクライアントがやり取りします。
共通点は「公開鍵暗号を使ったパスワードレス認証」であることですが、パスキーは一般ユーザー向けにOSやクラウドが管理してくれる仕組み、SSH鍵は技術者向けに自分で管理する仕組みというイメージで考えると分かりやすいと思います。