「史料講読」の課題ですか!
・・・もしソウなら、なかなか先生、一筋縄ではいかない方ですね。
多分、「年料」とあるのは
㋐「年料舂米」と誤解させて、困らそうという魂胆!
なおこれ以外に、㋑「年料別責雑物」とかありますが、
・・・ここでは、「年料=㋒毎年のモノ」と取れば、正しい訳ができますね。
ただ
自分も実際、後に書きますが、“先生のワナ”に嵌まってしまいました⁽笑⁾
そんなんで余分ですが
自分も当初、
「年料舂米」ではヘンと考え、もしかしたら平安期の変革に関わるかと思って、
他のこともしながらですが、引用元を探して、
『延喜式』民部省条上下だけでなく、太政官条まで、二・三度も (\u0026gt;_\u0026lt;)
BUT失敗談は措いて⁽笑⁾
取り敢えず
「“支度年料。分充民部”」は、
_________↓
■[訓み下し]:「“年料を支度し、民部⁽省⁾に分かち充てよ」と訓み下せます。
■訳は
「“㋒年料は\u0026lt;大蔵省が\u0026gt;用意して、民部⁽省⁾に割り当てて補充せよ」
となりますね。
・・・ただ、この文↑だけでは、上で書いた様に、不充分な訳。
そこで「年料 = ㋒毎年のモノ」 とは(^^ゞ
気づいて確認した、“引用元の文”から、
・・・「㋒各役所で年間で必要な食糧や物資など」”と訳すんですね!!
・・・こう言うのは、分かった今となっては、面白いパターン!
ですので、同様のモノがあれば、またUPして下さい!
とにかく、発想の転換です!!
“引用元”は
なんと、
『続日本紀』からの引用でした。
ピンポイントでは、「慶雲三⁽706⁾年春正月戊午条⁽13日⁾」
念のため
■引用された個所の全文と、訓み下しと、訳とを挙げると
[引用元の文]:
「…又收貯民部諸国庸中輕物絁絲綿等類。自今以後。收於大藏。而“支度年料。分充民部”也。」
↓
[訓み下し]:
「…又、民部⁽省⁾に收貯する、諸国の庸の中の軽き物、絁⁽あしぎぬ⁾・絲⁽絹糸⁾・綿⁽真綿⁾等の類⁽たぐい⁾は、今より以後\u0026lt;or 自今⁽じこん以後⁾\u0026gt;、大藏⁽省⁾に收めて、“年料として支度し、民部⁽省⁾に分かち充てよ”。\u0026lt;最後の“也”は置き字として読まない\u0026gt;」
_______↓全文の訳は
■\u0026lt;それまで民部⁽省⁾が主担で、諸国から集めて蓄えてきた庸の中で\u0026lt;重量の\u0026gt;軽い絁・絲・綿などを大蔵省\u0026lt;窓口として\u0026gt;が収納することとし、
\u0026lt;706年1/13から\u0026gt;
「“㋒年料\u0026lt;各役所で年間で必要な食糧や物資\u0026gt;は\u0026lt;大蔵省が\u0026gt;用意して、民部⁽省⁾に割り当てて補え」
となりますね。
長くなりましたが、こんなんでどうデスか (^^)/