前回の質問で回答した者です。
(1)は借入に関する情報です。×3.4.1に以下の仕訳が行われていると分かります。
現金預金100000/借入金100000
(2)は契約締結に関する情報です。×3.4.1に金利スワップ契約を締結していることが分かりますが、この時点では何も(債権債務等)動いていないため、仕訳はありません。
(3)は金利交換日(=利払日)における情報です。この日に利払を行っているはずで、前T/Bにも(借方)支払利息3500があるため、以下の仕訳が行われていると分かります。
支払利息3500/現金預金3500
(=100000×0.035)
また金利交換日に関して当該受払額は仮受金として処理しているとあります。
当社は、日によって変動する金利(変動金利)で計算した利息を支払うことになっています。これはその日の金融情勢によって支払う利息が大きく増えたり減ったりする危険性があるため、当社に取ってリスクといえます。当社はこのリスク(振れ幅)を打ち消すために、金利スワップ取引を行う契約をしました。金利スワップ取引とは、日によって変動しない金利(固定金利)で計算した利息を支払って日によって変動する金利(変動金利)で計算した利息を受け取る(変動金利と固定金利をスワップする)取引です。これを行うことによって全体として、日によって変動しない金利(固定金利)で計算した利息が出ていくのみとなるため、リスクを打ち消せているといえます。
金利スワップ取引の会計処理については、受払の純額を支払利息で処理します。そうすることによって利払時に計上した支払利息と相殺(または合算)され、リスクを打ち消しているという取引の実態を表すことにつながります。
しかし支払利息とすべきところを仮受金で仕訳(以下)が行われているため、
現金預金500/仮受金500
(=100000×0.035-100000×0.03)
仮受金を支払利息に振り替える仕訳(以下)をする必要があります。
仮受金500/支払利息500