大学入試で頻出のポイントをそれぞれまとめます。
アブー=バクルはムハンマド直後の初代カリフで、アラビア半島の統一を進めました。試験では「預言者の後継者」という地位の確立と、イスラム共同体の結束を守った点が問われます。在位期間は短いですが、制度的基盤を作ったことが重要です。
ウマルは第2代で、最大の領土拡張期を担いました。シリア、エジプト、ペルシャ領土の征服がポイントです。試験では「ジズヤ(非イスラム教徒の税金)」の制度化や、統治体制の整備が出題されやすいです。彼はカリフ権の実権化を進めた人物として描かれます。
ウスマーンは第3代で、クルアーンの公定本の編纂が最大の業績です。試験ではこのクルアーン統一化と、その後の内戦(フィトナ)へのつながりが問われます。彼の統治は貴族優遇政策で民不満を招き、やがて暗殺される背景として扱われることが多いです。
アリーは第4代で、シーア派の聖人とされた人物です。試験ではムハンマドの従兄弟という血縁関係と、彼を支持した勢力がシーア派の起源になったという点が出題されます。またスンナ派との宗派分裂の契機となった人物として、宗教史的な重要性が強調されます。