マラドーナは全盛期のメッシよりもMF寄りの選手で、ピッチの後ろの方からドリブルしたり、パスを散らすのを得意としていました。そのため得点やアシストだけでは計り知れないチームへの影響力があります。
事実当時ゾーン・プレスを世界に普及させ、最強を誇ったミランの監督アリゴ・サッキは世界で唯一戦術を逸脱する存在として、マラドーナの名を挙げました。
そもそもサッカーで史上最高の選手を議論するにあたり、現代サッカーで通用するか、残した数字などの観点だけで50年近く前の選手を評価するのはあまりにアンフェアです。
歴史上の偉人に現代社会で通用するかを考慮しないのと同じく、マラドーナはあの時代において戦術という枠組みに捉われず、ナポリとアルゼンチンという下馬評は決して高くなかった両チームを頂に届いた存在としてあれだけの評価を得ているのだと思いますよ。