江戸時代の初期までは地方ごとに違い言葉でコミュニケーションを取るのに苦労したので、いろいろ工夫をしていました。
話し言葉は様々ありますが、漢文をベースにした書き言葉には方言がないので、話しているのに書き言葉を使って会話をしたり、能の台詞は共通化されていたので、能の言い回しを使って会話したりしました。
江戸時代になると参勤交代で全国から武士が集まるので、やがてそれらをベースにした「山手言葉」が江戸の武家屋敷を中心に出来上がり、武士の共通語になります。
時代劇などでよく耳にする「ござる」という武士の話し言葉は、能の台詞「御座有る」からきています。