ゲルマン人のカトリックへの改宗はまだまだ終えていなかったというのが実情です。
例えば古代末期にゲルマン人王国に広まった異端のアリウス派はその後もランゴバルド王国で生き残るなど長く影響力を残していました。
またザクセン人のような異端ですらない異教のゲルマン人もいました。
さらに既にカトリックに帰依した王国内でも、田舎の方はまだまだ異教的習慣が残っていたと思われます。
故にローマ教会はゲルマン人に対する継続的な布教はまだまだ重要な仕事であり、文字の読めない彼らへの布教に欠かせない聖像を禁止するということは断じて認められないことでした。