作品の見方は人それぞれですが、個人的には劇場版3部作で十分だと考えています。「編集の富野」と呼ばれるほど監督の構成力は高く、劇場版だけでもその真髄を味わうことができるからです。また、1年戦争から逆襲のシャアまでを計7本の劇場版で網羅させるという監督の構想もあり、非常に見やすくまとまっています。
ラスト(テレビ版)のカミーユの結末についても、実は『ZZ』の制作が急遽決まったことで「最強のカミーユが主人公のままでは困る」という当時の事情が反映されたものです。外部の要請を汲みながらあれほどの作品に仕上げる富野監督の編集能力には驚かされます。
なお、質問者様が仰る「劇場版第2作まで見てからテレビ版」というルートは、あまりお勧めしません。劇場版とテレビ版ではヒロインの一人の生死が異なるため、混乱する可能性が高いからです。劇場版1作目からテレビ版へ移行するか、いっそ劇場版3部作を完走する方がスムーズでしょう(結末だけテレビ版を確認するのも手です)。
ちなみに『UC』は物語の繋がりが薄いため、必須ではありません。もし『UC』を見るのであれば、一部の重要キャラクターがヒロインとして再登場する『ZZ』を先に見ておくことを強くお勧めします。