プログラミング言語は、
他のアプリケーションやシステムからも使われている可能性があるため、
OSに最初から入っているバージョンは安易に変更できないようになっています。
これは、Pythonのバージョンを変更すると
既に動いているアプリが壊れる可能性があるためです。
そのため、
★大切★OSに最初から入っているPythonは触らないのが基本
というのが開発の世界では常識になっています。
新しいPythonを使う正しい方法
新しいバージョンのPythonを使いたい場合は、次の2段階で考えます。
① 新しいPythonを「追加で」インストールする
既存のPythonを消したり上書きするのではなく、
Python公式サイトから 最新版Pythonを追加でインストールします。
(この時点で古いPythonは残ったままで問題ありません)
② 仮想環境(venv)を作って使う
Pythonには「仮想環境」という仕組みがあり、
プロジェクトごとにPythonとライブラリを分離して管理できます。
Python公式が用意している、
最もシンプルで標準的な仮想環境が venv です。
venvを使うと、
あるプロジェクトではPython 3.12
別のプロジェクトではPython 3.10
というように、
OS全体に影響を与えずに安全に使い分けることができます。
venvの中では何が起きているか
venvを有効化(アクティベート)すると、
その仮想環境専用のPythonが使われる
pipコマンドもそのPython専用になる
Pythonのバージョンに合ったライブラリが自動的に選ばれる
という状態になります。
まずやってほしいこと
PC初心者の方であれば、
Python公式サイトから最新版Pythonを追加インストール
venvで仮想環境を作る
venvを有効化してPythonを使う
という標準的な開発手順を、まずはそのまま体験してみてください。
これは今後Pythonを使い続ける上で、
必ず必要になる基本知識です。