平安時代も認知症はあったんですか?

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1002652

2026-04-07 07:45

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認知平安時代にも、現在の認知症に相当すると考えられる記録が残っています。

当時は「物忘れ」や「言動の変化」といった形で記され、

『源氏物語』や『大鏡』などの文学作品にも、

高齢者が記憶力の低下や判断力の衰えを示す描写が

見られます。

もちろん当時は「認知症」という医学的概念は

ありませんでしたが、

加齢に伴う認知機能の低下そのものは、平安時代

にも存在していたと考えられています。



藤原実資(ふじわらの さねすけ)は道長より年長で、

朝廷の儀式・古例・政治の慣習に極めて詳しく、

「古記録の生き字引」 と呼ばれた人物です。

彼の日記『小右記(しょうゆうき)』は、

平安時代の最重要史料のひとつ。



朝廷の precedents(先例)に圧倒的に詳し

かった。そのため、道長のような権力者で

さえ、儀式や古例については実資に相談した

という記録が残っています。

道長は政治の中心人物でしたが、

「古事・先例の専門家」としては、実資の

右に出る者はいなかった。



実資は“道長に頭を下げなかった数少ない人物”

実資は非常に気骨があり、道長に対しても媚びず、

記録にも遠慮なく批判を書き残しています。

それでも道長は、

古事の相談だけは実資に頼らざるを得なかった。

この関係性がとても平安時代らしい。



藤原実資 (さねすけ)→ 道長が一目置いた

“大物”の古例専門家でしたが、長寿90歳でした。



彼の晩年には次のような記録が残っています。

物忘れが増えた

判断力が鈍った

家人に財産を奪われた

周囲の者が勝手に財産を処分した



これは、現代で言えば、認知症に近い状態

と考えられています。

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