在来線のカーブはかなり急で、場所によっては運転規則で定められた通過速度より25~35km速く通過できるよう、振り子装置によって車体を最大5度まで傾斜させています。
しかし、新幹線は東海道新幹線を除いて速度制限を設けるような曲線を出来るだけ少なくなるよう建設されているため、振り子式のような車体傾斜装置は必要ないのです。
ただ、東海道新幹線は曲線が多いことから、高速運転するためには振り子式のような車体傾斜が必要で、N700系以降には空気バネ式の傾斜装置を搭載し、定められた曲線では1度の傾斜を行って、運転規則の通過速度+15km/hで走行しています。
そして、将来的には東海道新幹線で速度向上ができるようN700系やN700Sの車体傾斜を2度で設計してあり、現在は地上設備などの整備が行われています。