ユールキャットは、アイスランドのクリスマスに登場する巨大な猫の伝説で
「新しい服をもらえなかった人を食べてしまう」と言われています。ϵ(⚆ ᵕ⚆)϶
これは、家族や共同体の中で怠けずに働き
羊毛を紡いで服を用意することを促すための文化的な教訓でした。つまり恐怖を通じて
勤勉さを伝える存在です。
一方で日本のなまはげは、大晦日に鬼のような姿で家を訪れ、「怠け者はいないか」「悪い子はいないか」と叱りながら人々に規律や勤勉さを促す行事です。こちらも恐怖を使って生活態度を正すという点でユールキャットと似ています。
ただしユールキャットは「服を着ていないと食べられる」という衣服にまつわる教訓であるのに対し、なまはげは「怠け者や悪い子を戒める」という生活全般への戒めです。文化的な役割は近いですが、伝えるメッセージの内容が少し違う、と
考えると分かりやすいと思います。