私の理解をご紹介いたします。seeはthat節を取って、「~ということ(事実的)が分かる」という意味でも用います。
・I saw that many students were sleeping during his lecture.
「私は彼の講義の間、多くの学生が眠っているということがわかった」
そして、この文は次のように、to-不定詞をつかって書き換えることができます。
=I saw many students to be sleeping during his lecture.
これは、「~ということが分かった」という「内容・事実・概念」に重点のある、ちょっと正式な言い方・報告的になると思います。これを受動態にしたのが、テキストの文です。正しい英語です。
➡Many students were seen to be sleeping during his lecture.
「彼の授業中に、多くの学生が眠っていることが分かった」
※このseeは、知覚動詞の用法ではありません。see that ~=find that ~「~ということがわかる」に近い用法です。
一方、「目の前で見た状況をそのまま述べる」のがseeの知覚動詞の用法です。
・I saw many student sleeping in his lecture.
「私は彼の授業中にたくさんの学生が眠っているのを目の当たりにした➡見たらたくさんの学生が眠っていた(という感じの意味です)」
これを受動態にしますと、sleeping以下はそのままの場所に残ります。
Many students were seen sleeping in his lecture.
「(意訳)見ると、彼の講義中にたくさんの学生が眠っていた」
ということで、that節は「ということ」という事実、概念的です。一方、see O sleepingは概念ではなく「情景描写」で、微妙な違いです。その入り方の違いが、受動態の違いにも反映されます。例えば、
・Many students were seen to be sleeping during his lecture.
「彼の授業中に、多くの学生が眠っていることが分かった」は、このまま、大学の理事たちに直接報告できる内容になっていると思います。
一方、
・Many students were seen sleeping in his lecture.
「(意訳)見ると、彼の講義中にたくさんの学生が眠っていた」の方は、自分の頭の中の記憶、情景になる、と思います。報告するには、
・I remember that many students were seen sleeping in his lecture.
のようにする、と思います。
最後の例。
・I found that this book was useful.「~ということが(時間をかけて)分かった」=I found this book to be useful.=This book was found to be useful.
※概念、時間をかけて理解した事実的な内容。
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・I found this book useful.「この本は役に立つと思った(その場での直感的なひらめき)」➡This book was found useful.(自分の感覚)
以上、微妙な差ですが、差はあると思います。以上、参考になれば幸いです。