言葉「進捗」の漢字「捗」は、右下部の右の払いが無くて、右半分が「歩」という漢字になっていない事情を御教示下さい。

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1204642

2026-03-28 09:15

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まず漢字の成り立ち的には、左足右足の形からなります
図を見て貰うと分かるように、最後の隷書の段階で、もう「少」の形です
その後、手書きの楷書でも同様に「少」がメジャーです
http://coe21.zinbun.kyoto-u.ac.jp/djvuchar?query=%E6%AD%A9
楷書は初唐で完成したと言われていますが、中唐で基準となる正字を作ろうということになり、後漢の『説文解字』の小篆を元に楷書が作られます
それが点のない「步」です
上のリンクの中に大量の点のない「步」が連続で出てきている部分があるかと思いますが、それが正字を作った一派の書いた「步」です
正字は正字などの正式な場や字書で用いられ、活字体とか印刷字体ともよばれます
つまり、手書きでは「歩」、活字では「步」という使い分けが何となくありました
日本の常用漢字は、手書きの習慣を重視して字体が採用されたため、伝統的な楷書の形や俗字略字を積極的に採用しました
そのため、手書きでよく書かれてきた「歩」の方が採用されました

「捗(陟)」も「歩」と同様です
「陟」
http://coe21.zinbun.kyoto-u.ac.jp/djvuchar?query=%E9%99%9F
ところが、「歩」と違って当用漢字と昭和56年の常用漢字には「捗」は採用されてないので点のないままです
2010年の新常用漢字で採用されましたが、スマホやPCなどのIT機器上のフォントはそのままなので点のないまま採用されました
ただし、点ありの「捗」で書くのも許容されているので、手書きで書くときは点ありで書いても構いません

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