埼玉県に住みながら「都民共済」を持ち続けるか、旦那様と同じ「埼玉県民共済」に切り替える(移管する)か、悩まれるポイントかと思います。
実は、全国にある県民共済の中でも「埼玉県民共済」は少し特殊で、非常に人気があることで知られています。奥様が埼玉県民共済に切り替える場合のメリット・デメリットを整理しました。
埼玉県民共済に切り替えるメリット
埼玉県民共済は、他の都道府県の共済(全国共済など)とは別の独立した運営基盤を持っており、以下の点が大きな魅力です。
1. 独自のサービス(特典)が豊富 埼玉県民共済に加入すると、共済金の支払い以外にも「県民共済住宅」での注文住宅や、オーダースーツ、ランドセル、成人式の振袖レンタルなどが非常にリーズナブルに利用できる特典があります。奥様も加入することで、これらのサービスが受けやすくなります。
2. 家計管理が楽になる 同じ共済に揃えることで、住所変更や振込口座の変更、万が一の際の請求手続きが窓口一つで済むようになります。
3. 割戻金(還元)の期待値 県民共済は年度末に余ったお金が「割戻金」として戻ってきます。埼玉県民共済は運営が非常に効率的なため、他県に比べてこの割戻金の還元率が高い傾向にあります(年度によりますが、過去には30%〜40%ほど戻ることもありました)。
デメリット(注意点)
1. 「都民共済」独自の特約がなくなる 都民共済(全国共済系)にはあって、埼玉県民共済にはない細かい保障や特約がある場合があります。例えば、都民共済には「がん特約」や「三大疾病特約」を付加できるコースがありますが、埼玉県民共済は保障内容が非常にシンプル(パッケージ型)なのが特徴です。
2. 再審査(告知)が必要になる可能性 別の共済へ「移管」という形をとる場合でも、現在の健康状態によっては、新しいコースへの加入に制限がかかったり、一部の保障がつかなくなったりするリスクがゼロではありません。現在、奥様に持病や通院歴がある場合は、先に窓口へ確認することをおすすめします。
結局どうするのが良い?
基本的には「埼玉県民共済に切り替える(移管する)」のがおすすめです。
理由は、58歳というご年齢を考えると、今後さらに医療保障やシニア向けのコース(熟年型など)への切り替えが必要になる時期が来るからです。その際、お二人で同じ共済の制度を共有していたほうが、情報収集や手続きが圧倒的にスムーズになります。
また、埼玉県にお住まいであれば、地域に根ざした埼玉県民共済のほうが、身近な窓口で相談しやすいという利点もあります。
まず確認すべきこと
まずは、奥様が現在加入されている都民共済の「証書」を確認してみてください。
「現在の保障内容(特にガンの特約など)を、埼玉県民共済のコースに切り替えても同等に維持できるか」
この点だけ電話窓口で確認し、問題なければ旦那様と同じ埼玉県民共済へ移管の手続きを進めるのが、賢い選択と言えるでしょう。