自動火災報知設備の共通線1本に対して7警戒区域までという制限は、主に以下の理由によります。
・電圧降下の問題:ご指摘の通り、配線距離が長くなると電圧降下が発生し、末端の感知器が正常に動作しなくなる可能性があります。
・消防法施行規則および関連基準:消防法令で定められた技術基準により、1つの共通線に接続できる警戒区域数が制限されています。
・信頼性の確保:警戒区域数を制限することで、故障時の影響範囲を限定し、システム全体の信頼性を高めています。
・配線抵抗の累積:複数の警戒区域を接続すると配線抵抗が累積し、受信機での監視や火災信号の受信に支障をきたす可能性があります。
・保守管理の観点:適切な区域数に制限することで、点検や故障時の原因特定が容易になります。
7警戒区域という数値は、これらの技術的要因と安全性を考慮して定められた基準値です。