戦後に建築『技術者』の国家資格を制定する際に、Architectの訳語であった『建築士』を充てたためです
当時の欧米では建築家Architectと技術者Engineerは別系統の資格。戦後の日本政府はGHQの意向を受けて、粗製乱造を止め建築業界の技術的統制を図るために欧米の建築技術者・施工者の専門資格制に類似した制度の導入を図ります。この際に建築の士(国家資格)=建築士を資格名称としました
Engineerである建築士の後にArchitectの国家資格化も検討されたのですが、業界内でも意見や利害の対立があってお流れ・実現の目途が立たない状態なのです
ArchitectとEngineerの違いも議論はありますが、Architectの団体を自任する(旧)造家協会・戦前の建築士会・現在の建築家協会などでは、欧米の建築家団体(AIUとか)の定義なども参考に、プロジェクトのマネジメント・全体統制を主任務としています。美的デザインは構造設備と同じくArchitectの一分野ないし下請仕事、Architect自身がやらずその道のプロに任せても良い的な位置付とされてます