その価格帯であれば、現状のマイクでも音質は変わりません。5万円前後くらいのマイク使って、5万円前後くらいのI/Fにつなげるのであれば聴き比べればほんのりと多少は変わってきたりはしますが・・・。ただ、1万円のマイクと比べて5倍の差があるのかと言う話はNOとなります。ほんとに微々たる差なので、多くの人は気づきません。
言えば、オーディオの世界って言うのは、スピーカーやイヤホンでもそうですが、製品価格が2倍離れていたからと言って、音質が2倍変わると言うわけでもないです。
例えば、ステージマイクで有名なShureのSM58と言うマイクがあるのは、多分あなたも承知かと思います。価格としては1.5万円ほどとなります。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/69782/
これの周波数特性(音質)をかなり模倣した製品として、BEHRINGERのXM8500と言うマイクがあります。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/19370/
価格を見てもらえれば分かる通り、6倍ほどの価格差があります。じゃあ、音質は6倍も違うのか?と言う話になりますが、6倍の違いはでてきません。これがオーディオの世界です。
じゃあ、どれくらいの差があるのか?と言う話も、上記URLのXM8500のレビューを見てもらえれば分かる通り、環境次第でSM58よりも良いとさえ言う人も居るくらいです。お金を投資すれば投資するだけ良い音質が手に入る訳では無い事が理解してもらえたかと思います。
特に昨今では、昔は5万円くらい注ぎ込まなければ得られなかった音質が1万円前後くらいで手に入る世の中にもなっていますので、宅録レベルであるならば1万円前後くらいの投資で必要以上に十分な音質にはなっています。いい時代にはなりました。
逆に言うなら、そのレベルの音質を脱したいと思うのであれば、最低でもマイクに10万円前後、I/Fにも10万円前後くらいの投資が必要となりますし、合わせて録音(配信)環境も部屋の反響音なども含めた対策を施さないといけないので、大きなものでは防音室ブースの接地に数百万円くらいの投資を行う話にはなってきますね。トータル、5、600万円くらいの投資を行う必要さえあります。ここで初めて、誰が聞いても良い音質が手に入ると言う事につながります。
ですので、「歌ってみた」とかな人でも、自宅での収録は困難であると言う話で、1回の収録に10万、20万円注ぎ込んでレコーディングスタジオと技術スタッフを雇うなんてことをしている人も多いですね。
ただ、言うならば、エンタメコンテンツとは、道具の良し悪しで変わるものではないです。例え1000円程度のUSBマイクで音質がガビガビの配信を行ったとしても、登録者数が10万人超えてくる人気VTuberもいるわけです。
それと比べれば、必要最低限の音質は既にあなたは所有しているわけですので、これ以上の投資というのは無意味になる可能性もあるわけです。要するに、あなたのセンスは道具では向上しないと言う訳ですね。その辺は良く理解しておく必要があろうかとは思います。道具に拘るよりも、まずは発声やマイクテクニックなど、マイクを扱うための作法を学び、それを活かすことができる技術を体得すると言うのが良いとも思います。
今以上に目立ちたいのであれば、1回(1曲)に30万円くらい投資して、スタジオと専門のスタッフ(レコーディングエンジニア)、を雇って作品を作ったほうが早いとは思いますかね。