血圧測定は、起床後1時間以内で朝食・服薬前に測定した値を参考にすることが推奨されています。朝の血圧は脳卒中や心筋梗塞のリスク予測に役立つため、このタイミングで測定した値を記録し、医師に見せることが重要です。
どちらの値を参考にすべきか
起床後すぐの値を参考にしてください。
「起きてある程度時間が経ってから」の値が高くなるのは、活動開始に伴う自然な血圧の日内変動や、運動、食事、感情の変化などの影響が考えられます。
大切なのは、毎日同じ時間帯に、同じ条件で測定し、その変動を把握することです。
正しい測定のタイミングと方法
日本高血圧学会は、家庭での血圧測定について以下の点を推奨しています。
測定時間:
朝: 起床後1時間以内、朝食・服薬前。尿意がある場合はトイレを済ませてから。
夜: 就寝直前、トイレを済ませてから。
測定方法:
静かな環境で、背もたれのある椅子に足を組まずに座り、1~2分間安静にしてから測定します。
測定は1機会につき原則2回行い、その平均値を記録します。
血圧計のカフ(腕帯)は、心臓の高さにしっかり巻きます。
測定結果はすべて記録し、かかりつけ医に相談しましょう。家庭血圧が高い(135/85mmHg以上)場合は、症状がなくても注意が必要です。