はい、ピッチが0.5mm(並目)と0.6mm(細目)では、緩みやすさに違いが出ます。ピッチが細かい(0.5mm)方がねじ山の間隔が狭く、ねじの接触面積が広がるため、一般的に緩みにくく、保持力も高まりますが、一方で摩擦抵抗も増える傾向にあります。旧規格のM3(ピッチ0.6mm)から現行のM3(ピッチ0.5mm)への移行は、ねじの基本設計が変更されたもので、緩み止め効果や強度面での違いが生じます。
ピッチの違いによる影響
ピッチ0.6mm(細目・旧規格): 1回転で600μm進む。ねじ山が粗いため、軽度の振動では緩みやすい傾向があります。
ピッチ0.5mm(並目・現行JIS規格): 1回転で500μm進む。ねじ山が細かく、接触面積が大きいため、振動や衝撃に対する保持力(緩み止め効果)が高まります。
緩みやすさの比較
緩み止め効果: ピッチが細かく(0.5mm)、ねじ山がより多くかみ合うため、0.5mmの方が0.6mmより緩みにくいです。
強度: ピッチが細かい方が一般的に強度面で有利とされますが、これは「ねじ山のかみ合い長さ」や「材質」にも依存します。ただし、同じ材質・かみ合い長さであれば、ピッチの細かい方が保持力が高まります。
まとめ
「ピッチ0.6mm」は、M3の細目ねじ(旧規格の一部やJIS細目)にあたり、現行の「ピッチ0.5mm」(M3並目)と比較すると、ピッチが粗いため緩みやすい傾向にあります。特に振動が加わる環境では、0.5mmの並目ねじの方が安定性が高いと言えます。