上位数%の富豪が富を独占しているおかげで物の価値が安定している可能性はありますか?

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1226309

2026-08-07 23:30

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短期的にはその可能性はあります。



富裕層は、収入の割にお金を使わないので、消費性向が落ちることになります。

結果、通貨が増えても需要が増えないので物価高が抑制されます。



ただし、長期的には悪影響を及ぼす可能性もあります。



この余った資金を投資をしていればそれほど問題はないのですが、これを預金などで放置すると問題が発生します。



信用創造を習ったと思いますが、通貨は借金で生み出されます。つまり、通貨という資産の後ろには、同額の有利子負債が存在することとなり、通貨という資産には純資産が存在しません。つまり、いくら通貨という資産を増やしたところで、社会全体では富は生まれないということを意味します。



そして、通貨を活用せずに眠らせてしまうということは、その裏側にある有利子負債が活用されずに付加価値を生み出さないということを意味しますから、これが進行するといつか利払いが出来なくなって破綻することになります。



>この余った資金を投資をしていればそれほど問題はない



そして、投資を行っていても問題が発生する場合もあります。



投資と言っても、資産投資を行う場合、この投資は資産を増やすのですが、付加価値は生み出しません。資産投資というのは、通貨と資産の交換を行うだけだからです。単に所有者が入れ替わるだけです。これではGDPは増えません。そして資産投資というのは通貨売り資産買いですから、通貨価値を下落させて資産価格を高騰させます。結果として、これはコストプッシュインフレを招くことになります。



GDPを増やすには、資産投資ではなく事業投資が必要です。



これが行われて初めて、生産性が向上して、新しい事業が立ち上げり、新しいモノやサービスが生まれて、新しい需要が喚起されることで経済成長が実現します。



まとめると、富裕層への現預金のフローの集中は、富裕層の消費性向の低さによって、短期的に物価高を抑制するということ。



そして、富裕層が余った資金を投資に活用しないのならば、いつか社会は破綻に向かうということ。



そして、投資を行う場合においても、資産投資だけが行われるのであれば、これは資産インフレを通じてコストプッシュインフレを招いてしまうということ。



よって必要なのは、余った資金が事業投資されることということになります。



事業投資はそれ自体が消費となるので、GDPを増やします。ただし、事業投資が増えるということは需要が増えるのでインフレ傾向を与えます。この場合、浪費である一般消費を抑制する必要があります。

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