学習指導要領がわからないので、採点は不可能ですが、
一般的に「見えざる手」とは何か?といわれたときに連想するのは
・アダム・スミスの「諸国民の富(富国論)」に出てくる有名な言葉
・自然と働く価格と生産量の調整機能
・政府の介入を伴わなくとも社会の最適な配分が行われる
といった点です。
それを踏まえて回答を見ると、
>見えざる手は諸国民の富に出てくる言葉で、
まぁここはOKかな
>市場には政府が介入せずとも見えざる手が働くため、経済循環が行われるとアダム・スミスは説いた。
ここは前半はOKなんですが、後半の「経済循環」が何のことかわからなくてアウトかも。
確かにアダムスミスは重商主義批判において、「経済的に豊かであるというのは富を蓄えていることではなく、経済取引がどれだけ活発であるか(経済循環がどれだけ活発か)」と説きました。しかしこれは重商主義批判の文脈であって「見えざる手」で述べられていることではありません。
なので、正解は回答にあるような「調和的な社会経済環境」といった「調和的」的な言葉が必要に思います。もしくは現代の経済学的な言葉としての「最適な資源配分」などもOKです。
部分点の基準がわからないので具体的に何点かは言えませんが、部分点は前半(諸国民の…)の部分でとれてもちょっと厳しいかもしれないなと言う感想です。
見えざる手とは、市場では政府が介入せずとも価格調整により最適な資源配分が実現することを示す言葉。「諸国民の富」でアダム・スミスが説いた。(67字)
などが私なりの回答ですね。
前述のポイントに加え、見えざる手=価格調整であることを示したのと、どの文献に載っていて、誰それが説いたというのは、ひとまとめにした方がいいので「見えざる手の機能の説明→誰それがどの文献で説いた」という文章構成にしました。
ご参考までに…。