結論は理系学生が選べるキャリアパスで、文系学生のそれを完全に包含し、さらに専門性を上乗せしたものと言えます。ただし、文系学の独占業務は不可。具体的には、医師や一級建築士などの「理系限定の国家資格・専門職」、エンジニアや研究開発(R\u0026amp;D)といった「技術職」を独占しつつ、銀行・商社・営業などの「全学部対象(文系職)」にも自由に応募可能です。世間では「文系の方が就職先が広い」と言われることがありますが、それは単に「高度な専門スキルを必要としない、代替可能な職種のボリュームゾーン」が多いことを指しているに過ぎません。企業が文系を雇うのは、低い教育コストで基礎的な知的能力を持つ人材を確保するためであり、本質的にはどの職種においても理系的な論理的思考ができる人材が渇望されています。事実、外資系戦略コンサルやITメガベンチャーなど、高い付加価値と報酬を提示する「トップティア」の企業ほど、理系や院卒の比率が極めて高いのが現実です。理系に進むことは、専門職という「守られた市場」を持ちつつ、文系職という「広い市場」にも強い競争力を持って参画できる。