所得税、住民税について教えて下さい。63歳、給与収入170万円、年金収入年額30万円です。この場合、給与所得控除65万円+基礎控除95万円=160万の控除に加え、社会保険料、生命保険控除を加算すると10万円以上になりますので給与所得は0円で合ってますか?年金所得も0円なので合計所得0円と言う事で確定申告は不要ですか?所得0円なので住民税も発生しませんか?宜しくお願い致します。

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1240667

2026-01-01 11:40

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ご自身でしっかり調べられていて素晴らしいですね。2025年(令和7年)の最新の税制改正を反映した、非常に鋭いご質問です。

​結論から申し上げますと、所得税については「0円」で確定申告不要ですが、住民税については「数千円〜1万円程度」発生する可能性が高いです。

​ご自身で計算された控除額が、所得税と住民税で少し異なるのがポイントです。詳しく解説します。

​1. 所得税の計算(2025年分)
​おっしゃる通り、2025年度からの改正により所得税の壁が「160万円」に引き上げられたため、所得税は「0円」になります。

①​給与所得
170万円 - 65万円(給与所得控除)= 105万円

②​年金所得
30万円 - 60万円(65歳未満の公的年金等控除)= 0円

③​合計所得金額
105万円 + 0円 = 105万円

④​課税所得の計算
105万円 - 95万円(基礎控除の特例)- 社会保険料控除等 = 0円以下

​所得税が0円で、他に還付を受けたい控除(医療費控除など)がなければ、確定申告は不要です。

​2. 住民税の計算(ここが注意点!)
​住民税は、所得税よりも「基礎控除」が低く設定されているため、少しだけ税金が発生する計算になります。

①​住民税の基礎控除
改正後も原則 43万円 です(所得税のような95万円への大幅な引き上げはありません)。

②​所得の判定
・​合計所得金額は105万円ですが、ここから引けるのは「基礎控除43万円」+「社会保険料控除等」です。
・​105万円 - (43万円 + 社会保険料等10万円強) = 約50万円(課税対象)

③​住民税額の目安
この約50万円に対し、約10%の所得割と、一律約5,000円の均等割がかかります。
※お住まいの地域によりますが、年間で約1万円〜1.5万円程度の住民税が通知される可能性があります。

​3. 「住民税非課税世帯」になれるか?

​もしお一人暮らし(単身世帯)の場合、合計所得金額が105万円だと、多くの自治体で「住民税非課税」のライン(所得約45万円以下)をオーバーしてしまいます。

[ヒント]
住民税の申告について
確定申告をしない場合でも、お勤め先から自治体へ「給与支払報告書」が提出されていれば、自動的に住民税が計算されます。ご自身で役所へ行く必要はありません。

■​まとめ

・​所得税: 0円です。確定申告も原則不要です。
・​住民税: 非課税にはならず、年間で少しだけ(1万円台程度)支払いが発生する見込みです。
・​年金所得: おっしゃる通り、年30万円であれば控除(60万円)の範囲内なので所得は0円です。

​最新の「160万円の壁(所得税)」をしっかり押さえられているのはお見事です。住民税だけは所得税よりも「壁が低い」と覚えておくと安心ですよ。

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