塩そのものは確かに匂いはほとんどなく、しかし塩化物泉が「塩」の匂いをするという表現は、主にその中に含まれる他の化学物質や微生物の活動による可能性があります。
塩化物泉は塩素や塩化水素などの塩化物が豊富に含まれています。これらの塩化物は、特に硫黄や硫化物と反応して、二硫化ヒドレンなどの有臭物質を生成することがあります。これが「塩」の匂いを嗅覚させる可能性の一つです。
さらに、塩化物泉の周辺には多くの微生物が生息しており、これらの微生物の代謝活動によっても有臭物質が生成されることがあります。これが塩化物泉の特徴的な匂いをもたらす原因の一つとも言われています。
したがって、「塩化物泉」が「塩」の匂いをするという表現は、厳密には誤りですが、塩化物泉の有臭物質を簡潔に「塩」の匂いと呼んでいる可能性があります。