「空飛ぶ基地局」とは、
地上ではなく空中や宇宙空間に通信設備を配置し、
広範囲に通信ネットワークを提供する
次世代の通信インフラのことです。
主にHAPS(成層圏通信プラットフォーム)と
非地上系ネットワーク(NTN)という2つの形態を指します。
主な仕組みと特徴
HAPS:
地上約20kmの成層圏に、
無人航空機や気球を長期間滞空させ、
基地局として運用します。
低軌道衛星:
宇宙空間から地上へ電波を飛ばし、
地球全体をカバーします。
導入のメリット
最大の利点は、山間部、離島、海上といった
従来の基地局(セルラータワー)が届かない場所でも
スマートフォンなどの通信が可能になる点です。
また、地震や津波で地上の設備が損壊した場合でも、
上空から迅速に通信を復旧できるため、
災害対策の切り札として期待されています。
現在は、2020年代後半の本格商用化を目指し、
機体の長時間飛行実験や、
地上通信との干渉を防ぐための
国際的な標準化が進められていま