存在します。ただし「物理的に生身でいる」という意味ではなく、「情報として在る」「心や文化の中で在る」という意味での存在です。
創作キャラは、人間や物のように空間を占める実体ではありません。代わりに、設定や性格や見た目や物語などの情報がまとまりとして成立し、誰かの頭の中に再現できる時点で「概念として存在する」と言えます。あなたの場合、4年間ぶれずにその子が心の中に居続け、絵や立体物として何度も外に出せているので、もう十分に「あなたの中と作品群の中に存在している」と考えてよいです。
「絵はその子ではなく絵だ」という感覚も正しいです。けれど、それは人間でも同じで、写真や動画や記録は本人ではありません。創作キャラは最初から記録や表現の束としてしか現れない存在なので、絵、文章、アクスタ、ぬいぐるみ等は「本人そのもの」ではなく「その子へアクセスできる入口」だと思うと腑に落ちます。
他人に知られるかどうかは、存在の強さや広がりに関係します。あなた一人しか知らなくても存在はします。そこに他人の理解や共有が加わると、「社会的に存在する」度合いが増します。有名キャラが強く存在しているように感じるのは、多くの人が同じ像を共有し、語り継ぎ、繰り返し再生しているからです。知名度は「存在の有無」ではなく「共有の量」を増やす要素です。