②は、知行地としての商場(場所)が「江戸後期以降」に「商人」にまで与えられたとする点がおかしいです。
松前藩は農地が無いため、藩士に土地を与える知行制はとれませんでした。だから早い段階で商場知行制をととのえることになり、1630年代には出来上がっていたそうです。
江戸前期の1669年にシャクシャインが蜂起していますが、これも商場での交易にかんする不満が一因です。
また、知行というのは、主君から家臣に対して与えられる、一定の土地の支配権といえます。江戸時代には、商人に与えられるものではありません。
商場知行制と場所請負制をごちゃまぜに理解してしまうとひっかかる問題、といえますね。