さあ いよいよ 大本題 が来たぞ。
今やぼくらの最終課題は「死」だからね。
ぼくは般若心経を詳しくは知らないが名前くらいは知っている。
で、死に関してだが自分としてはけっこう近いうちかな? て思うておるのよ。
いやいや自転車事故ではなくて寿命死ね。
ある日、なんだか急に死んじゃったんだってねぇー みたいにね。
なのでぼくは般若心経であれなに経であれ構いません。
構いません とは、お願いしません頼りません。ということです。
いつものように母屋の わん が朝に来て、やや首を傾げた後に急いで奥さんを呼びに行ってくれればいいのです。
奥さんと娘2人にはぼくの火葬とその後の樹木葬の手筈は話してあります。
土に帰される際の僧侶は樹木葬の会社が契約している 宗派を問わない寺 という便利なお寺さんが来てくれて、読経とともに土がかけられるのだそうです。
戒名はいただきません。
その読経がどんなものなのか、葬祭社にはサンプルなどありませんでしたから分かりません。
お寺さんの寺院名は聞いたけれど忘れました。
約束通り来てくれればそれでいいです。
気がかりは、ぼくが土に帰った後の各種契約(たとえば自転車保険やネットセキュリティー)の解除と小屋の処分と名車コルナゴ号の処遇(甥っ子が家宝として引き取ることになっている)と母屋の相続など諸手続きがスムーズに進んでくれること。
娘たちが大変かもしれないけれど、規則に従って進めるばかりだよね。
ということで、ぼくは淡々とその日を待つでもなく逃げるでもなく、手ごろなシャレのお題をさがしてうろうろしつつ、湯豆腐での晩酌を楽しみながら過ごしますわ。