東洋技研のVTXに限らず、この種のスプリング式端子台においてフェルール端子を使用する場合と使用しない場合では、フェルール端子を使用する場合の方が1〜2サイズ細い線しか挿入出来ないことが一般的です。
それは、フェルール端子のカシメ部分の板厚分太くなるのでやむを得ないことです。
さらに、絶縁被覆付きフェルールを使う場合、絶縁被覆がしっかりと穴の中に入る必要があります。
絶縁被覆部分が入り切っていない場合、接続は出来ても、隣との絶縁距離が確保出来なくなります。
穴の奥まで絶縁被覆部分が入ることで隣接端子との絶縁距離が確保出来る構造になっているのです。
質問者様が添付されている図ではトリミングされてしまっていますが、その寸法図の右側に厚みを示した図があるはずです。
それによるとVTX2は厚みが4.2mmです。
それに対してフェルール2.5-10や2.5-12は、絶縁被覆部の径が、d2+S2×2=4.1+0.3×2=4.7mmあるため、当然、穴には入りませんし、隣接する端子台に同じサイズのフェルールがあれば干渉してしまいます。
絶縁被覆部が穴に入るサイズのフェルールとしては、1.5-10のサイズが最大になります。