あなたの言う通りで、
酸化数はどちらも変わっていない
だからこれは 酸化還元反応ではない
→ 純粋な酸塩基反応 です。
なぜ「塩基としてはたらく」のか?
ポイントはH⁺(酸)を受け取っているかどうか
(3) Fe(OH)₃ の場合
Fe(OH)₃ には OH⁻ を3つ含む と考えられる。
反応を見ると、
Fe(OH)₃ + 3H⁺ → Fe³⁺ + 3H₂O
これは実質、OH⁻ + H⁺ → H₂O
が 3回起きている
ということ。
つまり
H⁺を受け取って水にしている
→ 塩基のはたらき
ブレンステッドの定義 「H⁺を受け取るもの=塩基」
(4) Fe₂O₃ の場合
Fe₂O₃ は一見すると「酸化物」で、OH⁻はないように見えるけど…
酸化物イオン O²⁻ は、水中ではこう振る舞う
O²⁻ + 2H⁺ → H₂O
Fe₂O₃ には O²⁻ が3個あるので、H⁺を 6個 受け取って
水が 3分子 できる
反応式と一致する。
Fe(OH)₃ や Fe₂O₃ は、H⁺を受け取って水を生成するため、酸塩基反応において塩基としてはたらく。ってことですかね。