犬が人にケガをさせてしまった場合
責任を負うのは犬ではなく飼い主です。
ᕱ⑅ᕱ♥
これは、法律上は動物に責任能力がなく
管理している人がその結果について責任を
問われる仕組みになっているためです。
ケガの程度によっては治療費や慰謝料を
支払う必要が出てきますし、管理が明らかに
ずさんだったと判断されれば、刑事責任が
問われることもあります。
また、もし相手が亡くなってしまうような
重大な事故になったとしても「犬が殺したから
飼い主が自動的に刑務所行き」という単純な
話ではありません。刑事責任が発生するか
どうかは、飼い主がどれだけ注意義務を果たして
いたかで判断されます。
リードをつけていなかったり、攻撃性があると
知りながら放置していたりと、明らかな
過失がある場合は重く扱われやすくなります。
逆に、きちんと管理していたにもかかわらず
どうしても避けられない事故だった場合には
刑事責任が問われないこともあります。
つまり、犬が人にケガをさせたり
最悪の場合亡くなってしまったとしても
結果だけを見て飼い主が自動的に刑務所行き
になるわけではありません。
判断されるのは、事故の状況や、飼い主が
どれだけ注意義務を果たしていたかという
点です。
事故の結果だけで処罰が決まるのではなく
飼い主がどれだけ適切に管理していたか
危険を予測できたか、注意を怠って
いなかったかといった点を総合的に見て
判断されるということなります。