中陰法事と忌中と喪中の混同ですね
忌中というのは、神道では日本の神祇は生死に関わる異常な状況を嫌われるので、出産・死亡に関係した人は一定の間、神祇の祭祀に関わらせないための禁止期間です
これが最大で50日間(50日目に祭祀の参加資格が戻る)
出産後の宮参りも50日後なのがそれ
天皇家でも忌中は最大50日で、50日目に祭祀を再開します
1年間神社にお参りしては「ダメ」とかいうのは間違い
満中陰法会を前倒しで行うのは遺族の都合であり、忌中期間が終わったわけではありません
(言うなれば誕生日前に誕生パーティーをするようなもの。パーティーをしたからといって誕生日が来たわけではないでしょ)
つまり神祇祭祀に参加できない、神社への参拝なども外部的に停止される期間が忌中
これは当家の都合で変えられるものではありません
(死の忌中の期間は父母、同居した人が亡くなった場合で50日、祖父母30日、親戚関係でだいたい20日までと続柄によって変わります)
一方で喪中は遺族が死者への哀悼の念から、派手なこと、祭り事、賑やかなことなどに参加するのを自粛する期間
これは自粛ですから当人の気持ちで次第です
中陰(四十九日)は死者が新たなものに生まれ変わるまでの期間で仏教思想です
で、この期間は遺族は悪徳になるようなことをせず、善行に励んで死者を回向(自身の行う徳行を他者に、ここでは死者に巡らせること)する期間です
(だから酒や色事に耽ったり、暴力沙汰に加わったりしたら、それが死者への悪徳にも繋がり兼ねないから、かつては四十九日間は他者との交わりを減らして、徳を高めるような本を紐解き、仏事に専念するなどの修養になることして、静かに過ごすということが行われてました)
つまり満中陰法会を前倒ししても、中陰(仏教思想)の期間が終わる訳でもないし、忌中(神道思想)が終わる訳でもないということです
喪中は自粛期間ですので、その長さは自分で決めたらよろしいのです
よは死者に対する哀悼の念がある状態で、そういう賑やかな場所で騒ぎたい気持ちがあるかどうかってことです