Q 「直径・重さはカタログ通り」の精巧な偽物が出回ったのは大体いつ頃からなのでしょうか?
A 発行当初からいくらかはあったようですが、急増したのは近年です。
昭和半ば1970年ごろまでの収集品であれば贋作が混入することは少ないと思います。
当方の経験で言えば例えば30年ほど前(昭和の終わりごろ)アジア圏では旧銀貨が使われているところが残っていました。
例えばミャンマー、ラオス国境地帯のゴールデントライアングルでは、ケシ農家への支払いは大英帝国時代のインドルピーでした。これらは本物です。そういう物がヤンゴン(ラングーン)の骨董屋に並んでいました。安かったです。貿易銀もありました。
それが15年ほど前から中国人が多くなると、露天などで贋作が多く売られるようになりました。昔からの店舗を構えた老舗骨董屋は流石にそういう物は置いてないようでしたが、怖くて手が出せなくなりました。
同様のことはモンゴルでも同じで、20~30年前は日本の根付けのような使い方で旧中国などの銀貨を使っていました。当然本物です。ここも15年くらい前から中国人労働者が増えて、一気に贋作の銀貨が多種多様大量に流入しました。1枚当たり日本円で100円くらいなので、当然贋作です。
この15年ほど前からは磁石が手放せなくなりました。当方は偶々、旅行ケースの鍵が磁石式だったのでそれで確認しましたが、中華の贋作は多くは鉄に銀メッキです。
本物と見分けがつかないくらいの物はまた作りが別ですが、多くなったのは今世紀に入ってからだと思います。
コレクションに1枚でも贋作が混入すると、コレクション全体の信頼性が失われますから、コレクターは細心の注意を払います。
質問者様の見つけられたものはほぼ本物だろうと思います。大切にされてください。
因みに当方は傘寿の爺です。