日本のロケット技術は、アメリカから移転された部分が多く、ブラックボックス化された部分があります。特に液体燃料エンジンや精密誘導装置などがその典型です。
原発事故の際も同様で、日本の技術者にはわけのわからないパイプやバルブが多く、手が付けられなかった事例がありました。
他国との比較では、中国やソ連の古典的な核・ロケット開発では、設計や部品のブラックボックス化が少なく、技術者が現場で直接試行錯誤できる環境があったため、リスクを取って挑戦する文化が育ちやすかったのです。
日本の場合、安全性と正確性を重視する文化が強く、失敗や試行錯誤を最小化する傾向があります。その結果、未知の状況に対する柔軟性は相対的に低くなることがあります。