基金とは、特定の目的のために積み立てたり、準備したりする資金のことです。
例えば、地方自治体が将来的な庁舎の建て替えや大規模災害時の支出などを見込んで、基金という名の受け皿を設けて、数年掛けて積み立てていくのです。
または、行政は単年度会計なので、年度をまたいで支出するような事業はやりにくいことがあるそうです。そのため、基金という名の受け皿を設けて、各年度の会計から予算を供出し、年度の境目でも切れ目なく円滑に支出することが可能になります。
これらの例のように、目的や使用する時期が明確ならよいのですが、今回問題になっているのはそうではない基金です。記事にも詳しくは書かれていないので具体的には分からないですが、「予算余ったから、とりあえず何かあった時のために基金作って置いておこうか」みたいな、目標設定も使用時期も明確にされないまま巨額の資金が積み立てられているものがあり、それらが無駄なので、国庫に返せ、という指摘を受けているのです。