関西大学の古文の過去問で、平家物語2「祇王」の本文「命をうしなはるるまではよもあらじ」の現代語訳を問う記述式設問がありました。模範解答は、「命を取られるまでのことはまさかあるまい」です。「祇王の命が失われることはまさかないだろう」という解答に、何点が与えられるでしょうか。ある予備校講師は、9/15点と採点しました。私は0点と採点します。古文に造詣が深く入試を熟知する方の推測も知りたく質問します。一般的な「平家物語」の本文は表現が異なりますので、近い本文を下記に上げます。場面は、清盛邸から追い出された祇王を、「仏御前を慰めるために、舞を舞いに来い」と、清盛が呼びつけ、「命を召さるるとも惜しかるべき我が身かは。」と嫌がる祇王を、母親が説得する箇所で、「このたび召さんに参らねばとて、命を召さるるまでは、よもあらじ。定めて都の外へぞ出されんずらん。」などとあるくだりです。ここの「命を召さるるまでは、よもあらじ。」が、出題された本文では、「命をうしなはるるまではよもあらじ」となっています。

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1029832

2026-01-27 08:05

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部分点は入る可能性が高く、0点にはなりにくいと思います。9点前後はあり得ます。

理由は、この「命をうしなはるる」は文脈上「清盛に殺される(命を取られる)」という意味で、「よもあらじ」は「まさかあるまい」ですから、あなたの解答の骨格である「命が失われることはまさかない」は大意としては合っています。

ただし減点理由もあります。あなたの表現だと「祇王の命が失われる」は、自然に死ぬ、事故で死ぬなど一般的な意味にも読めてしまい、ここでの「相手に奪われる(殺される)」という受け身の含みが弱くなります。また「までは」が示す「そこまでひどいことにはならない」という言い方(最悪でもそこまではない)が、模範解答より少しぼやけます。

そのため満点は取りにくいですが、内容は大きく外れていないので、0点よりは半分強から3分の2程度の部分点、つまり15点中8点から12点あたりに落ち着く採点が一般的だと思います。

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