サッカーをしてるいい高校生です。少し前から右股関節を痛めていてダッシュをすることができませんでした。それで少し走る練習を休んでいたのですが、練習以外のところで普通に走っていたりして、監督とチームメイトに仮病を使っているように思われています。どうしたら勘違いされないんでしょうか。自分のせいなのはわかっています。少しアドバイスをもらえるとありがたいです。

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2026-05-24 22:05

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サッカーをしているお若い方に多いのが「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)」がありますが、それとも違いますかね。



いずれにせよ、股関節痛は常に痛いのではなく、その時の状態によって様々なものです。

私は先天性股関節疾患による骨切術・人工股関節置換術(THA)の経験者です。

10歳から股関節痛で、THAで痛み解消するまで55年間、色々な痛みと付き合ってきました。



痛みは自分しか理解できないものです。

それは、監督・チームメイトだけでなく、医師でも同様なのです。



一つご提案は、練習以外のところで走って、調子・様子見している時には、

時々、屈伸したり、手で股関節を触ったり・マッサージなどして、

動作で「股関節を気にしている」ことを示すしかありませんね。

如何でしょうね。。実際に気になっているのでしょうから。



あるいは、整形外科・スポーツ医に受診するのも一策ですね。

病院に行きました・・と。



以下は、股関節痛に関するものと、私が長年やってきたリラックス方法ですので、色々お試しください。



股関節は大腿骨・軟骨・臼蓋(きゅうがい:骨盤側のお椀型受け部分)から成る「球関節」で、それを軟部組織(腱・靱帯・筋肉など)で支え・動かしています。

関節軟骨と、股関節全体を包んでいる関節包の中の潤滑液がクッション役として働き、骨にかかる負担を軽減して歩行や走行中の衝撃を吸収する役割となっています。



股関節痛の症状早期では画像診断でも明らかな変形や異常が医学的に認められなければ「異常なし」となる場合も多々あります。

でも患者は・・・痛いのに。 何故か??

早期では骨同士は当っていませんからそれ以外の要素です。

クッション役の軟骨には血管や痛みを感じる神経はありませんので、その厚みが適度にあり、骨に変形がなければ「異常なし」となります。

※レントゲンでは軟骨は写らないため「隙間」で判断することになります。

しかし、骨盤のお椀型受けの臼蓋周縁に付着している股関節唇や、軟骨が付着しているすぐ下部の骨(軟骨下骨=大腿骨頭と臼蓋)の表面、股関節を取り巻く関節包や滑膜、靭帯、には痛みを感じる神経があり、そこが痛い!と感じるためです。

残念ながらこれは画像では写りません。ですので「異常なし」になるのですね。

※股関節唇損傷は関節造影検査(股関節内に局所麻酔剤注入)による特殊な撮影方法でのMRI検査か、最新の3テスラMRI検査(造影剤なし)になりますが、一般病院では「しない・できない」が一般的です。



また、筋肉やそれに付随する腱に炎症が起きていると、股関節に痛みがあらわれやすくなり一般に「股関節周囲炎」と呼ばれる症状です。

そうなると湿布を貼るか、体重管理、股関節周辺筋力の増強しかありません。



病院でも手術以外には、「体重管理・筋力強化・筋肉の柔軟性の回復」などの「保存療法」が基本になります。



あなたの場合には、まずは「筋肉の柔軟性の回復」ですね。

痛みや違和感に耐えた筋肉は硬くなり凝っていますから、それでは関節可動域が狭くなり、そこに体重負荷・動作負荷が加わると痛みに繋がりますから。



筋肉はそのパワーを発揮するために縮みます。

それを戻すのがストレッチです。

それだけでは不十分で「筋肉ほぐし」で血液循環を良くして柔軟性を取り戻すことが大変重要です。(人間の筋肉の約7割は下半身に集まっています。)

関節は周囲の軟部組織(腱・靱帯・筋肉等)で支えられ・動かされていますから、凝って硬くなると関節可動域が狭まりそこに体重負荷・動作負荷が加わると痛みになります。





●股関節のリラックス方法

【1】~【3】は人工股関節全置換術(THA)手術入院中に理学療法士から教わったものです。



【1】マッサージは指2~3本を筋肉の束に引っ掛けて、(力は入れずに腕の重さで)ゆっくり軽く引っ張り、3~5秒間維持し、それを1箇所で3~5回程度繰り返します。 色々な部位を触ってみて下さい。

凝っている部分が判りやすい方法は、仰向けに寝て膝を両手で抱えて胸側に引き寄せて円を描くようにゆっくり廻す。もう一つは、脚を伸ばしたまま床と垂直に上げ下ろすことです。

特に太ももの裏(=ハムストリング)とお尻にかけては充分におやりください。

散歩・運動中などに筋肉の凝りを感じたらその場でやると速効です。

血液循環が良くなり筋肉の柔軟性回復には大変効果ありです!!



【2】お尻の下にボールをおいてのゴロゴロ・マッサージです。

仰向けに寝て両膝を立てて、ボールをお尻の筋肉の下に置き、お尻をゆっくり前後左右に動かします。

一番のお勧め用具は、凹凸なく、シンプルに丸いだけの「トリガーボール(マッサージボール)」(ネット通販でもあり)病院のリハビリでも使用されています。 あるいはゴルフボールでも可。 注)100円ショップのテニスボールはパンクします。



【3】「マッサージガン」(=筋膜リリースガン)というのがあり、私も人工

股関節手術後にネット購入しました。1台1万円前後で色々あります。

担当の理学療法士も自分用に持っていると。

ピストル型の手持ち式マッサージ器(充電式)で振動によって筋肉をほぐす

ものです。先端につけるアイテムは色々ありますが、私は硬質スポンジの

丸形のもの1個で全てOkです。



【4】湿布、バンテリンやフェイタスなどの鎮痛消炎剤の塗布(対症療法:除痛)や、ご自分でのマッサージも血流を良くしますので効果ありです。

特にお風呂の湯船の中での軽めのマッサージはお勧めです(温めの温度で)。



【5】エレキバンが効きます。5日間程度貼って下さい。

痛む部位を指で押して「イタ気持ちいい」部位にピンポイントで貼ります。

筋肉と筋肉の境目、または骨と筋肉の境目、の凹んでいるところでます。

私の経験からですが、股関節痛に効く「ツボ?」で、ふくらはぎの下部にエレキバンが有効です。(エレキバン歴42年、股関節痛が随分助けられました)

部位は、くるぶしの内側・外側の骨づたいに指を上げてゆくと、ふくらはぎのところで止ります、その少し下の部分。骨と筋肉の境目です。

永久磁石ですからいつまでも使えますし、貼り替え用シールは別会社各社から販売されています。



【6】ジグリング=貧乏揺すり は、血流を良くしますので大変お勧めです。

近年ではジグリングによるストローク運動が、筋肉の緊張緩和や血行促進、神経痛など痛みの緩解等にも効果的であることがわかってきています。

股関節を包んでいる関節包内の関節液(滑液:潤滑剤役)の循環を良くします。

関節液は重力の影響で関節包下部に滞っているので関節を動かすことで行き渡ります。縦方向だけでなく、膝を開いたり閉じたりの横方向や、立って膝と股関節をやや深く曲げて骨盤を円を描くように回すのもいいですよ。

特に歩き出す前や椅子から立ち上がる前に行なうと、その初動の痛み=「運動開始時痛」の軽減・解消になります。



【7】ワイパー運動: 仰向けに寝て床に脚を伸ばし、かかとを支点として足首を内・外にゆっくり大きく振り大腿部・脚全体を揺らして下さい。 血流が良くなり脚全体と股関節のリラックスになります。 次に片脚を上げて足首を前後左右にグルグル回しで柔軟性回復・・とても重要です、転倒防止にも。



【8】歩行時痛の(一時的)解消方法は、脚の姿勢を変えて関節接点を変えてみることです。例えば、しゃがんで屈曲にすることや、痛む脚のつま先を逆脚の外側に移動して「女」「4」の様な脚姿勢にすると股関節が開いて楽になります。



【9】寒い時期の股関節の冷えは筋肉が緊張して硬くなり痛みに繋がりますので「使い捨てカイロ」をズボンの前・後ろポケットに入れて(または貼って)、サンドイッチ式に挟むと効果ありです(温熱療法:低温火傷にご注意)。私の冬季の通勤必須アイテムでした・・お勧めです!!



筋力があっても柔軟性が低下した筋肉は充分に力を発揮出来ません。

運動とストレッチ、そして「ほぐし」を合わせて行うと、柔軟性のある強い筋肉となり股関節の可動域も確保されます。



関節のうち、股関節・膝関節・足関節は3大関節で、体重を支える「荷重関節」と呼ばれ、連鎖しています。このどこかが悪くなると、他の部位が補い、それが負担になると「庇い痛」となります。



回復して皆のいるチームに戻れますように!

どうかおだいじに。

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