そうですね。親の責任がかなりあると思います。
ほとんどの親が「ちょっと頑張ってみようか」という子育てです。
これ自体は悪くはありませんが、そうやって頑張らせ続けた結果、
頑張る限界を越えてくると、頭では「頑張らなきゃ」と思っていても、実際には頑張ることが出来なくなってきます。
頑張ることにも限界があります。
それでも頑張らせ続けようとすることで、子供の心は壊れていきます。
うつ病などの精神疾患もそうだし、ひきこもりなどもこの状態ですね。
発達障害という特性があるかもしれませんが、発達障害=ゴミ屋敷やひきこもり という訳ではありません。発達障害があっても、普通に生活できる人も多いです。
どちらかと言えば、精神疾患の部類になります。
元々は、普通に生活できる人に育つのに、親が子供を追い込んで、心が壊れて今の状態になっているということ。
解りやすく言えば、
しんどくても頑張って走り続けた結果、息切れがしてフラフラなのに
親が「もっと早く走りなさい」「みんな走っているんだから、お前も走れ」と、無理に頑張らせようとした結果、足や体を痛めて二度と走れなくなったのと同じですね。
頑張らせることは出来ても、休ませることが出来ずに、今の状態になっています。
子供って、親に怒られたくないから、嘘をついて誤魔化すようになってきます。親が怒らなければ、そもそも嘘をつく必要がありません。
それでも頑張らせ続けた結果、限界を越えたので「バイトを頑張る」と思っていても、限界なので頑張ることが出来ずに辞めてしまいます。
学校でも家でもストレスが大きいので、そうすると、片付けができなくなってゴミ屋敷になってきます。
その他、宿題を渋るようになったり、風呂や歯磨きなどもしなくなってきます。
日常のちょっと面倒くさいことをしなくなってきます。
かなり解りやすい子供からのSOSサインですね。
不登校の親子を数多く見ていますが、「学校を休ませましょう」というのは、ひきこもり、うつ病などの精神疾患まで追い込まないように、休ませるという選択です。
休ませることが出来ない親だと、Aさんのような子供のようになります。
そして、Aさんが厄介なのは、今まで子供のために頑張ってきたと、間違えていることに気付いていないことです。
怒ることも、子供のために怒っていると、怒ることを正当化してきて、その結果今の状態になっても、子供が悪い、自分達は悪くないと思っていること。
不登校やひきこもり、子供の精神疾患の問題って、
全て子供をゆっくり休ませるだけで、かなり改善します。
でも、その休ませることを邪魔するのが親です。
親が不登校やひきこもり、精神疾患の勉強をして、理解することが一番重要になります。これが出来れば、問題の半分は解決できると思います。
親が理解すれば、子供への対応が自然と変わります。
対応が変わることで、子供も少しずつ変化していきます。
Aさんの息子さんは、親の子育てというか、対応の失敗で現在のようになっているかな。この要因がめちゃくちゃ大きいとは思います。