「海」の語源に関する主な説
「産(う)み」説:
万物を生み出す源としての「産む」の名詞形。
「熟(う)み」説:
水が熟し、溜まった場所を指す。
「大(おほ)水(み)」説:
広大な水を意味する「オホミ」が転じた。
「海(あま)」との関連:
古語で海を指す「あま」が変化したとする説。
「産む」との関連性について
古来、海は生命の根源であり、
あらゆる魚介類や塩、豊穣をもたらす母体と考えられていました。
そのため、言語学的にも「海(うみ)」と「産む(うむ)」は
同源であるとする説が有力視されています。
また、膿(うみ)のように「熟しきったもの」や、
広がりを意味する「埋(う)む」との
繋がりを指摘する研究者もいます。
日本語の成り立ちにおいて、
自然界の広大な水域と、
生命を育むエネルギーが結びついた
言葉であると言えるでしょう。