江戸時代の足軽は武士身分の最下層に位置しましたが、職を辞めることには厳しい制約がありました。・足軽は藩に仕える奉公人であり、勝手に職を辞めることは「奉公構え」という処罰の対象となりました。・職を辞める場合は「暇乞い(いとまごい)」という正式な手続きが必要で、主君や上司の許可を得なければなりませんでした。・無断で職を離れた場合は「欠落(かけおち)」とされ、本人だけでなく家族や親類縁者にも連帯責任が及ぶことがありました。・ただし、病気や家庭の事情など正当な理由があれば、願い出により許可される場合もありました。・藩によって扱いは異なりましたが、基本的に武士身分である以上、主従関係に基づく義務が重視されました。