39歳での学び直し、そして通信制大学への挑戦、心から応援しております。 4ヶ月で中学英文法を一通り理解し、助動詞や完了形まで進まれたのは非常に素晴らしいペースです。大人になってからの勉強は、学生時代よりも「理屈」がわかる分、楽しく感じられる反面、英語特有の「語順」には苦労される方が多いです。
単語の置き方(語順)で迷ってしまうのは、日本語の語順(OSVや自由な語順)が脳に染み付いているためで、英語の「型」がまだ無意識のレベルまで定着していないだけです。
今の状況を打破するためのコツと勉強法をいくつか提案させていただきます。
1. 英語の鉄則:まず「誰が・どうする」を2語で言い切る
英語は「結論(主語+動詞)を先に言う」言語です。日本語は最後まで聞かないと「飛んだ」のか「飛ばなかった」のか分かりませんが、英語は最初にはっきりさせます。
例1の場合:一羽の鳥が(誰が)+舞い降りた(どうした)= A bird came down.
例2の場合:彼女は(誰が)+外へ出た(どうした)= She went out.
文を作る際、まずはこの「2語(S+V)」を真っ先に口に出す、または書く癖をつけてください。その後に「どこを?」「どうやって?」という情報を「おまけ」として付け足していく感覚です。
2. 「前置詞+名詞」を一つのセット(塊)で捉える
大江様の間違いで特徴的なのは、前置詞(over, out of, withoutなど)の置き場所です。
right over my head(ちょうど私の頭の上を)
out of the room(部屋の外へ)
without saying anything(何も言わずに)
これらはバラバラの単語ではなく、一つの「塊(チャンク)」として覚えてしまうのがコツです。 例えば over my head を一つの単語のように捉えていれば、その前に強調の right(ちょうど)を置くという発想がしやすくなります。
3. 動詞+前置詞の「セットメニュー」を意識する
例2の She went out of the room... ですが、go out of(〜から外へ出る)というセットを意識しましょう。 大江様が書かれた She went to saying... は、おそらく go to(〜へ行く)という知識が混ざってしまったものと思われます。
英語には「この動詞にはこの前置詞がつく」という相性があります。参考書に出てくる例文を覚える際、単語単体ではなく、このセットごと(go out of A / without doing B)暗記するのが近道です。
おすすめの勉強法:瞬間英作文
今の「文法はわかるけれど文が作れない」という状態に最も効果的なのが、瞬間英作文というトレーニングです。
中学レベルの非常に簡単な日本語文を見る。
それを1〜2秒で英語にする。
答えを見て、語順のミスを確認する。
これを繰り返すと、頭で文法を考える前に、口が勝手に「She went...」と動くようになります。特に「主語+動詞」を瞬時に出す訓練に最適です。
今後のアドバイス:足りない部分は「アウトプットの量」
大江様はすでに「インプット(理解すること)」は十分にできています。中学3年分の文法を2周されているので、知識としては十分です。
今足りないのは、その知識を「組み立てる練習(アウトプット)」です。 間違えることを恐れず、以下のステップを意識してみてください。
主語(S)と動詞(V)をまず決める。
「場所」や「様子」などの飾りは、文の最後の方に置く。
前置詞が出てきたら、必ず後ろに名詞を置いてセットにする。
今のミスは、勉強が進んでいるからこそ起きる「成長痛」のようなものです。文法ルールが頭の中で混ざっているだけですので、数をこなせば必ず整理されます。