A:「ストラティバリウスは最高に音が良いんだ、12億もするんだぜ!」
B:「ホント、2000万のグランチーノより音が良いの?」
A:「あったり前じゃないか!そんな物と比べないでくれる?」
B:「そうなんでしょうかね?」
A:「ワインでも300万のロマネ・コンティは30万のシャトー・マルゴー
より味が良いじゃないか!
1億円のジャガーEタイプ・ライトは、2千万のポルシェターボより
速いに決まってるじゃないか!そんなこともわからいのかよ?」
こんな話を方々で聞くことができます。
問題は、Aはストラディバリウスも持ってないし、ロマネコンティも
飲んだことないことです(笑)
そういった物は、普通「知ってる」、「知ってるだけ」、最悪、
「知ってると思い込んでる」のです。
野球の試合を見て、大谷選手の打席で、
「おい、もっと腰を入れてバットを振らんかい!」と言ってる人や
ボクシングの試合を見て
「井上、もっとパンチを繰り出さんかい!」と言ってる人や
藤井聡太が将棋をさしてるのを見て、
「あっかん、角を取られるぞ!」と言ってる人と同じです(笑)
こうやって「おとぎの国」で遊んだり、議論してるのは自由なんですが、
これが現実とつながろうとすると、とんでもないことになります。
子供は「ごっこ」が好きです。
大谷ごっこ、井上ごっこ、ゴジラごっこ、Mr.スポックごっこ…
なんでもします。
大人だって、もっと微妙でわかりにくい形でこれをやってます(笑)
微妙でわかりにくい形なので、本人は「ごっこをしてる」と気づかない
こともあるんです。
そんな暴走をしてる大人に「ストラティバリウス弾いたことあるの?」
と問うのは、やめた方がいいです。
夢から覚めるどころか、よりひどい暴走を招くことになりかねません。
「あるさ!あれは本物だった」とか
「ストラディバリウスといっても、初期、中期、後期があってね…」
と1時間の演説が始まったりしますから(笑)
大人がこうなってる場合、言えることは1つだけなんですよ:
救いがない!(笑)
会話が成り立たないので、そんな人とは距離を取りましょう!